日本の情報セキュリティの現状 情報セキュリティ業界の扉を叩くべきなのか

cybersecurity サイバーセキュリティ

~今の日本は弱いのか IT後進国と呼ばれた日本~

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< 日本の現状 >

日本で不足するIT人材の中でどの分野が最も深刻と予想されるかわかりますか。

A.「情報セキュリティ」の分野と言われています。

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経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、2030年までに最も深刻なIT人材不足となる分野は、情報セキュリティです。2030年には、情報セキュリティ人材の不足数は約19.3万人と予測されています。
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<なぜ不足するのか>

1.サイバー攻撃の脅威が高まっている

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2023年12月
JAXAが中枢サーバーに不正アクセスを受けた。

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2023年8月
内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)がサイバー攻撃を受け、約5千人分の個人情報を含む  メールデータの一部が外部に流出した可能性があると発表。
日本政府の重要インフラの一つであるNISCが標的となったことで、大きな波紋を呼んだ。

2023年7月
名古屋港統一ターミナルシステム(NUTS)ランサムウェア攻撃
名古屋港のコンテナ輸送は約2週間停止し、約20億円の被害が発生しました。また、この攻撃は、日本の物流システムに大きな混乱をもたらしました。

2.情報セキュリティの専門的な知識やスキルが求められる

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現在同様に人気の分野であるデータサイエンティストや人工知能エンジニアと比較したものが以下である。

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情報セキュリティの分野では幅広い知識とスキルを有していることが求められるため、専門性が高く、転職や就職が難しい傾向にある。
結果として、希少価値が高いといえる。

※あくまで個人の見解です。
(AIやデータサイエンスは数学や統計学という教育の難易度がそもそも高い等々)

3.情報セキュリティの重要性の認識

情報セキュリティの重要性が認識され始めたのは、ここ数年のことであり、情報セキュリティ人材の供給が追いついていないという状況があります。

  • サイバー攻撃の被害が見えにくい
  • 情報セキュリティ対策がコストがかかる
  • 情報セキュリティ対策が複雑である

以上の理由などから、後回しにしてしまう企業や組織も少なくありません

4.ITの急速な成長スピード

攻撃対象の拡大:
 IoTデバイスの普及により、攻撃対象となる範囲が広がり、新たな脆弱性が発見される可能性が高まっています。
クラウドサービスの利用増加により、データ漏洩のリスクも高まっています

攻撃手法の高度化:
 人工知能(AI)や機械学習の活用により、より巧妙かつ自動化された攻撃が可能になっています。
 ランサムウェアなどのマルウェアの進化も目覚ましく、被害が拡大しています。

ゼロデイ攻撃の増加:
 未知の脆弱性を突くゼロデイ攻撃が増加し、セキュリティ対策が追いついていない状況があります。

サイバー犯罪の組織化:
 サイバー犯罪は、組織化され、高度化しており、個人だけでなく企業や組織への被害も深刻化しています。

<AI Bardに聞いてみました>

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「情報セキュリティの給与水準はこれからどうなっていくと予想されますか?」

サイバー攻撃の脅威が高まるにつれて、情報セキュリティの重要性が認識され、情報セキュリティ人材の需要が高まっていくと考えられます。

情報セキュリティの給与水準は、経験やスキル、資格などによっても異なります。しかし、総じて、情報セキュリティの給与水準は、今後も高水準で推移すると予測されます。

まとめ

情報セキュリティエンジニアは、サイバー攻撃から情報資産を守る仕事です。サイバー攻撃は、近年ますます巧妙化・多様化しており、企業や組織にとって大きな脅威となっています。そのため、情報セキュリティエンジニアの需要は高まっており、将来性のある職業と言えるでしょう。

情報セキュリティのかっこいい仕事といえばハッカーですよね。そのハッカーに関することを調査した記事が書いたので、よかったら読んでください。

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注意点

違法行為は絶対に行わない:許可なく他人のシステムに侵入することは違法行為です。必ず、合法的な範囲内で実験を行いましょう。
倫理観を持つ:ハッキングは、倫理的な側面も考慮する必要があります。
情報漏洩に注意:実験中に個人情報や機密情報が漏洩しないよう、十分に注意しましょう。