~IT業界での立ち位置はどのランクなのか~
目的
お金の余裕は心の余裕と言われるくらい、お金をもっていて損はないですよね。
ハッカーと言われるセキュリティのプロたちはどのくらい稼いでいるのか。
気になるので調査していきたいと思います。
就職先業界
就職の教科書 (https://reashu.com/white_hakker/#7)によると、コンサルティング業界
メーカー、インフラ、商社、金融、国家公務員 (厚生労働省)、 (自衛隊)が主な業界だそうです。
各業界の待遇
自衛隊(防衛省)
日本を狙ったサイバー攻撃が相次いぐ昨今の状況で、政府は攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」の導入を進めるために人材の確保が急務である。
2022年に「サイバー防衛隊」を新設した。27年度末までにサイバー防衛隊や陸海空の自衛隊の人員もあわせておよそ4000人に増やす計画だ。(アメリカ:6200、北朝鮮:6800規模でまだまだ見劣りする。)
新設された、サイバー、宇宙、専門的な医療の分野で高度な専門知識を持つ民間人材を最大5年の任期で高額な報酬で自衛官として採用する「特定任期付自衛官制度」2025年度の採用開始を目指す。
防衛相 報告書
https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/cyber_anzen_hosyo/dai2/siryou6-4.pdf
「サイバー人材の最高年収を事務次官(キャリアの一般的な最高位で、各府省の官僚の最高位)や自衛隊トップの統合幕僚長と同じ2300万円ほどに設定した。」
警察
警視庁で令和6年募集の情報がありました。
警視庁HP 特別捜査官採用ページ
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/saiyo/2024/recruit/info-police-agent.html
給与の感じは民間の一般的な給与と大差ないような気がします。
サイバーセキュリティ
<GMOサイバーセキュリティ byイエラエ>
「国内最大規模のホワイトハッカーで組織された
サイバーセキュリティのプロフェッショナルカンパニー」
と紹介されるこの会社について調べます。
記事時点で掲載されたいたdodaの求人をもとに以下の表を作成しました。
どの程度の経験値・レベルが必要なのか具体的にはわかりませんが、いかがでしょうか。
育成枠は350~450万なのであまり高いとは言えないでしょう。
国内では有名なセキュリティ会社なのでスキルアップや経験を積むにはもってこいなのは間違いないでしょう。
金融
<みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社>
600~1400万のレンジです。(KOTORAサイト)
ハイクラス転職BIZREACH、リクルートだと400万~1500万でした。
以下必須スキル
・ハッキングの基本フロー、偽装工作、ホワイトハッキングへの応用につき専門知識
・経験がある方(3年以上)
<株式会社三井住友銀行>
500万~1500万(日経転職版)
《監査部》サイバーセキュリティ関連監査
<株式会社三菱UFJ銀行>
想定年収:800万円~1,300万円 (ミドルの転職)
必須項目として仕事への考え方が書いてありました。
・サイバー犯罪に関する業務経験、又は関連するITスキルのある方、正義感や使命感の強い方
まとめ
今回はホワイトハッカーの年収について調査してみました。レンジがなんとなくわかったでしょうか。
1000万は日本の人口の5%ですが、そんなホワイトハッカーはいったいどれほどいるのでしょうか。また、どのレベルなんでしょうか。気になることが増えました。
ホワイトハッカーになるために頑張っていると現実が分かってくるのでしょうか。その時は、もっと鮮度がよく、エビデンスのある情報をお届けできればと思います。
この記事を読んでいると人は少なくともサイバーセキュリティに興味のある人だと思いますので、ぜひ一緒に頑張りましょう!!